梅雨の季節は体調を壊す人が多くなります。
雨が続くと鬱陶しくてやる気が失われていくからなんです。
梅雨は鬱っぽくなる人も増えています。
雨が続いてやる気が出ないなあと感じたら、心と体に何が影響しているのかを知ってうっとうしい梅雨を乗り切りましょう。
Contents
体と気象の関係~湿度・気温・気圧の影響で心も体もだるくなる
4月~5月真夏のような日もあったかと思えば、
雨が降り出すと肌寒くなったりと気温の変化が激しい時期です。
この変化に体がついていかずに体調を崩しやすくなります。
低気圧が影響していて、体内に取り込む酸素の量が減少するのです。
すると副交感神経の働きで体を休息させてようとします。
それに逆らって体を動かそうと無理をすると
体と心のバランスが崩れてしまい、だるい、眠い、やる気が起きなくなります。
喘息と気圧の関係
喘息と気圧の関係は昔から言われていますよね。慢性疾患がある方は梅雨時に悪化することがありますから気をつけてください。
また梅雨の時期は体がむくみやすいです。低気圧が続くと血圧が低下して体内の水分がうまく排泄できなくなるのです。体内の水分が部屋の湿気を体に取り込むので、体内の水分が増えて停滞してむくみになります。また低気圧が続くとヒスタミンという物質が体内で増加するので、アトピーのかゆみがひどくなったりもします。
梅雨の鬱状態から抜け出す6つの健康対策
①睡眠をとる・・ 自律神経の乱れは規則正しい睡眠をとることで改善します。ぐっすりと寝ることで体と心の疲れをとることができます。
②ゆっくりとお風呂に入る 忙しいとついシャワーだけですませてしまいますよね。雨が降ると体は以外と冷えているんです。ぬるめのお風呂で読書やアロマを楽しみながらゆっくりつかって体の芯を温めるのがコツです。
③晴れた日の日光浴・・やり残した仕事やたまった洗濯物、気になることがいろいろありますが、思い切って外に出てみましょう。日光にあたると体内ではセロトニンが分泌されるようになり、気分がうわ向きになり心が安定します。
④体を動かす・・むくみは適度な運動で汗をかくことで解消できます。ストレッチやヨガなどでリンパの流れをよくして体をすっきりさせましょう。
⑤雨の日ならではのファッションを楽しむ・・・傘やレインコート長靴などおしゃれなファッションアイテムを探してみませんか。憂鬱な雨の日を、楽しくするグッズをあらかじめ準備しておくのもテですよ~。
⑥体を冷やさない・・・蒸し暑かったり雨に濡れて体が冷えると内臓も冷えてしまいます。冷たいものはほどほどにして、あたたかいハーブティーやお茶で体を温めましょう。
だるさややる気のなさを解消する梅雨時期に摂りたい野菜は何
梅雨時期から夏にかけて弱ってしまう内臓は、
心臓と脾臓です。夏場は免疫系のトラブルを起こしやすいと言われています。
特にやる気がでない、体がだるいと言うときは脾臓が弱っています。
脾臓とは現代医学ですい臓のことすい臓が疲れている時甘いものが欲しくなります。
逆に言えば甘いものを摂りすぎるから体が疲れてしまうと言えます。
だから喉が渇いたからといって清涼飲料水、
自分へご褒美のスウィーツの摂り過ぎには注意してください。
代わりに自然の甘みがある乾物、
芋類、キャベツ、インゲン豆が余分な水分の排出を促し、すい臓の働きを助けます。
梅雨時は梅のような殺菌作用を持つものを食べるのもいいです。
青梅で梅サワーなどをつくるとさっぱりして美味しいですよね。
ただし体によいからといって飲み過ぎには注意です。
梅と言えば、年代物の梅干しなら極陽といって極めて体をあたためることができると言われているので、
手づくりが手に入るなら土用のエネルギーを持った自家製の梅干しをいただくことができるなら、それが一番いいです。
旬の野菜トマトを体に取り入れよう
内臓と似た形の野菜を食べることで、内臓の働きを補うと言われています。
腎臓の形に似ているのが「小豆」で、利尿作用があり腎臓をサポートします。
他にもいろいろあって、例えば心臓が弱っていると感動できない、無気力、不安感が出てきます。
そのような時はトマトの形が心臓の形に似ていると言われているので、トマトをつかった料理をお勧めします。
トマトにはリコピンと言って脂肪を分解する栄養素が入っていて、血管を丈夫にする夏にふさわしい野菜です。
旬の野菜を食べることで季節によって助けたい内臓の働きをよくしてくれるのです。
まとめ
梅雨時のうつっぽさ、やる気のなさはおひさまの光を浴びることで改善していきます。
どうせ雨だから、、と自らテンションをさげずに、
梅雨空にわずかでも晴れ間がでたら積極的外に出て日光浴をしてください。
安定のホルモン「セロトニン」が分泌されて、心が追いついてきます。