潜在意識

食品の情報過多 惑わされない様に

何気にYouTubeを観ていたら
糖尿病専門医の動画があって、最後まで視聴しました。
そのチャンネルでは、
和食は糖質過多になるので
例えば、肉じゃがのジャガイモをやめて、
お肉マシマシにしましょうとか。

ベジファーストではなく、「最初に脂を食べて、次にタンパク質を
食べましょう。脂を優先的に食べていくことが大事」とおっしゃってました。
確かに、ベジファーストにしても
血糖値が上がりやすい人は、順番変えてもあがるんですよね。

それに、脂、脂といっても、質の問題があります。

脂の質も考えてたべようよ

その医師は、揚げ物(油)を食べることを推奨されていましたが
揚げ物といえば、終末糖化産物(AGEs)のことも気にしたほうがよいのでは?

AGEsとは、糖とタンパク質が加熱されて出来た物質で、体が酸化して
老化現象を引き起こすと言われています。

高温で調理された揚げ物や炒め物、スナック菓子、インスタント食品、
加工肉など、いわゆる茶色で「おいしい」ものには毒があるわけです。

本当は油(脂)ファーストなんです!なんて発信したら
うのみにした人が、揚げ物たくさん食べたらいいんだと盲信したら大変です。

だからといって、AGEsには気をつけて~って言っちゃうと、
「結局、何をどう食べたらいいのーと」
視聴者が混乱してしまっては発信する意味がなくなるので
「さわり」として
脂が大事って言われたのか・・?

正解は外側にはない

私も以前は、糖質を制限して
タンパク質ファーストで食べていた時期があります。
脂も気にせず、バターもじゃんじゃんおやつで食べていました。

最初は痩せて体調がよくなったりしたんですけど
今は一周回って、バランス良く適度に食べることにしています。

なんと言っても、食事は楽しむものだからです

糖質を食べてはいけない
野菜は先に食べなくてはならぬ

~ねばならぬ
○○はダメ

こんな風に心を制限してしまって食べても
体は元気にならないのでは。

食の情報を受け取るときに気をつけたいポイント

極端な主張に要注意

「○○は絶対ダメ」「△△さえ食べれば健康」という断定的な言い方
は、ビジネスのニオイがします。科学的根拠(エビデンス)の有無を確認したほうがいい。

論文や学会のガイドラインに基づいているか

「自分の経験」として言ってないか、医師の発言でも「患者さんに多い印象」などの個人的意見に過ぎないのかを見極める。

長期的に続けられるか

ダイエット法や食事法は、一時的に効果があっても、無理があれば続きません。栄養バランスを欠いた食生活は、数年後に不調を招くこともあります。

基本は「バランス」です。

極端な糖質制限や脂質偏重よりも、
適度な炭水化物(精製されていないものに食物繊維が豊富。
ただ、消化が悪いので胃腸が弱い人は白米のほうがいいと言われている)

良質なたんぱく質
多様な野菜・果物
適量の脂質(オリーブ油、魚、ナッツなど)

が推奨されています。

自分の体調やライフスタイルに合わせる
同じ食事法でも、人によって合う、合わないがあります。
糖尿病や腎臓病など疾患がある場合は、必ず主治医に相談してください。

まとめ

「流行の食事法を鵜呑みにせず、極端さよりも持続可能なバランス」を意識するのが一番安心です。

情報に振り回されるのではなく、「これは自分の体に合うか?根拠はあるか?」と一歩引いて見るのが大切ですね。なので、ここに書いた私の意見も
あなたにとって正解かどうか冷静に判断してみて。

なんと言っても
答えは自分の体の中にある

のですから。



こんな記事もおすすめ