60代のこんなコトあんなコト

怒りはエネルギー

怒りを悪いことだ、と思っていると
ふつふつと体内に溜まって、表に出せなくなります。

だからといって、いつもいつも感情的な人は
嫌われてしまいます。そうなりたくはないですよね。
怒りの矛先を変えてみるといいんです。

怒りというのは、ものすごいエネルギーがあって
人を動かすことができるんです。

人は、

怒られたり
恥をかかされたとき
嫌われたり

相手に対して怒りが出てくることもあるし
自分自身に対しても、怒りが湧いてくることがあるんです。

恋人に「あなたの足、臭い。
あなたなんか嫌いって」ふられたら

己の足の臭さが人に迷惑をかけていたんだと気づかされます。
最初は、悔しくて、傷ついて泣いてしまうかもしれないけど、

もう、二度と傷ついたりしないゾと、
消臭靴下を買ったり、お薬を買うかもしれないし
次の恋人ができた時は
清潔にしなければ!とお手入れに気を使えるようになっているかもしれません。

太った女の子が、デブって言われて
フラれて、

一念発起して、ダイエットに成功する
番組がありましたね。

ダイエットの神が降臨したと言っていますけど、

あれは「見返してやる」っていう大きな怒りがあったんです。

「このままの自分じゃいけない」と自分への怒りもあったのかもしれないです。

怒りというのは
動くため、変化するためのエネルギーになります。

足が臭いと言われなかったら
自分の体に目を向けなかったでしょう

デブって言われなかったら
ダイエットもしなかったでしょう。

傷ついて、怒りがあったからこそ、
変わることができたんですね。

この世に100%悪い物って、存在しないんです。

あいつより上を行ってやる!!
見返してやる!!
もっと素敵な恋人と出会ってやる!!

怒りという感情は、ベクトルを変えれば人生を変える原動力になるんです。
決して、仕返しをするとか
あいつのわら人形を使って呪うことはやめておきましょう。

怒りのエネルギーは膨大なので、自分のために使ったほうが
エネルギー満々で、前に進むことができます。

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