私の時給は長年働いているパートさんよりも高いです。
なので、陰で「どうして」「いいわね」と思われていらしいです。
正直、求人を見た時、この時給だからこそ応募したんですよ。
後から入った人のほうが時給が高いわけ
答えは簡単です。
人が来ない職種は時給を高くしないと人が集まらないからです。
それに加え、各都道府県の最低賃金が上がっているからです。
最低賃金が上がらないと、物価も上がっているので消費が減ります。
給料が上がらないと私たちの生活が向上していきませんからね。
なので企業としては賃金を上げないわけにはいかない。
かといって、ベテランのパートさんの時給も同額にアップするほど
企業は人件費は出せないのです。
企業は、人件費は少しでも安くして雇用したいですから。
だから、後から入った人のほうが時給が高いのです。
雇用契約を結んだ時の時給のままです
結局、入社した時代の物価とか最低賃金の状況とか、
その職場の人手不足を解消するための求人なので
面接した時点で時給の額が決まってしまうのです。
求人欄や面接の際に、「何年働いたら時給がアップしていきますよ」とか
提示されない限り、雇用契約を結んだ時の時給のままです。
どちらかというと、パートやバイトは「時給○○円」と求人表に書かれているけど
よく見ると、見習いの期間はマイナス50円とかになっていることがあります。
そんなもんです。
なので、ベテランの方が自分は長年働いてきたのに、
最近入った人のほうが時給が高いなんてと不満に思うなら
一度上に交渉してみるといいですが、パートやバイトでは
なかなか上がりません。
馬鹿らしいと思うなら、転職を考えたほうがいいです。
そうやって辞めていき、また人が入り入れ替わりがあっているのだと思います。
若い人ならいざ知らず、歳をとると
新しい職場に変わってまた仕事を一から覚える気力とか勇気もなく。
それならば、ここで今の時給で
慣れた仕事をこなしていくほうが無難だと
みんな思っていながら「いいわねぇ」「なんで後から入った人のほうが高いのよ」と
不満を言ってしまうようです。
私も今は「いいわね」と言われる側ですが
数年後には私より高い時給の人が
入ってくるかもしれません。