スーパーやディスカウントストアにも猫のフードが売られるようになって、便利ですよね。
でも、種類がいっぱいで迷うこともありますし、
猫は好みがうるさく食べてくれないこともあります。
あなたの猫のために、飼い主が知っておきたい基本の選び方です。
Contents
猫のフードの種類
猫のフードは
・総合栄養食
・一般食
・おやつ
・療法食
・サプリメント
に分かれています。
◎総合栄養食
言葉のとおり栄養がまんべんなく取り入れられているの「これのみ食べさせてOK」のフードです。
このフードと水があれば猫にとって必要な栄養は摂取できているということになります。
総合栄養食は成分分析試験を受け、猫にとって必要な栄養成分の基準を満たしているものが認定されます。
一定の期間、実際に与えてみて健康状態で判断され、クリアしたもの。
◎一般食
このフードと一緒にカリカリなどで栄養を補って食べさせてというもの。総合栄養食と表示できないフードは一般食となります。
飼い主さんが猫に手づくりごはんを作っているとしたら、てづくりごはんはこちらに分類されます。
◎おやつ
これは、お楽しみであげるためのもので、毎日やる必要はありません。
栄養のバランスも整っていないので、与える回数や量に気をつけます。
◎療法食
病気予防や病気の治療のために与えるフードのこと
動物病院で診断後、指導の元食べさせることが多い
◎サプリメント
毛玉ケア、栄養補助するものがあります。
猫フードの選び方
猫のフードの特徴は様々です。
「毛玉ケア」
「室内飼い向け」
「避妊、去勢後の肥満防止」
「子猫用」
「成猫用」
「老猫用」
「産後の栄養補給」
などたくさんあります。どれが今、猫にとって必要なのか考えて購入しましょう。
また、ドライフードは保存期間が長く、ウェットフードは日持ちがしません。
しかしウェットフードは水分が多く含まれているので、水分不足を防ぎ、
腎臓病になりやすいと言われる猫にとっては水分補給になると言われ、一長一短あります。
なぜ猫は好き嫌いが激しい?
自分で狩りをして食べ物を調達してる野良ネコは、好き嫌いはありません。
狩りをする必要のない、家ネコは気まぐれに食べなかったり、好き嫌いがあるのです。それだけ何不自由なく食べ物を与えられてるから好き嫌いが出てきます。
好き嫌いしない猫に育てるには
人間と同じで、子供の頃の味覚が大人になっても影響するようです。
子猫のうちから、まんべんなくいろんな味のフードを食べさせるといいです。
味付けや素材にバリエーションがあります
ミート系・魚系・トライプ系など。
ミートでは、チキン、七面鳥、羊、ウサギなどがあります。
魚系では、カツオ、マグロ、サーモン、サバ、イワシなどがあります。
トライプとは動物の内臓を加工したものです。ウェットフードとして缶詰になっています。人間にとって匂いがきついのですが、好んで食べる猫もいます。
猫のゴハン選び方
猫の生活習慣、年齢、好みなど、猫のことを考えて選んであげましょう。
毎日与えるものだから、お値段も関係します。また賞味期限もあります。
ドライフードは開封した直後から酸化がはじまります。缶詰も開けた後は日持ちしません。
猫は用心深いので腐ったものは食べないのですが、
余らせて腐らせないように、猫の食欲を考えて選んであげましょう。
猫は肉食です
大事なことは、猫は真性肉食動物だということ。たんぱく質を充分補給できるフードでなければなりません。
フードの製造の仕方はメーカーによって様々です。
グルテンフリーであったり、トウモロコシなど穀物が添加されていたり、果物が入っていたり。
カリカリにおいては、形もさまざまで丸いもの、星形のものなど子猫が食べやすい様に小さな粒状だったりと、工夫されています。
また、食欲のない老猫用にトロミをつけたウェットフード(缶詰)などもあります。食べさせてみないとわからないものなので、
お試しなどを利用してわが子(猫)の好みをみつけてあげたいですね。
ドッグフードは猫にNG
犬と猫を一緒に飼っていると、猫が犬のフードを食べてしまうということがあります。
犬に必要な栄養素と猫に必要な栄養素は違います。
猫は体内でつくれないタウリンをフードで補う必要があるので、長期的に猫が犬のフードを食べるのはNGです。
猫には猫用のフードを与えてくださいね。