「怒り」と内臓のつながり
心と体は繋がっているとは本当だと痛感した。
病気を発症する前、私は本当に
職場のある人に対して
出来ごとに対して
イライラしていたし
モヤモヤしていたことを思い出したのです。
それからこの職場を辞めたいとずっとずっと思っていた。
だけど収入が減ることが一番のネックだったので
自分の「本当はこれをやりたい」を心に押し込めていたのです。
やめたいのに辞めない自分に
ふつふつと怒りをぶつけて
自分を傷つけていたんだ。なんて思い出すこと、いろいろ。
なんといっても、夫に、「仕返し」をするために
病気をしたのかなと思っている。
大切にしてくれないなら、死んじゃうよ的な、脅し。
さてさて。怒りという感情は単なる「心の反応」ではなく、自律神経系・ホルモン・炎症反応を介して内臓と深く結びついているんですね。
ここでは 心理学的視点 と分子栄養学的視点の両面から整理してみます。
1. 心理学的な側面
◆交感神経の活性化
怒りを感じると「闘争・逃走反応」が働き、交感神経が優位になります。これにより心拍数や血圧上昇、胃腸の血流低下が起こり、消化機能が抑制されます。
◆怒りと臓器のつながり
怒りは「肝臓」との結びつきが強いとされます。東洋医学では「怒は肝を傷る」と言われ、怒りが強いと肝機能が乱れると考えられています。
現代心理学でも慢性的な怒りやイライラが、心血管系のリスク(高血圧・動脈硬化)と強く関連することが分かっています。
◆慢性化の影響
怒りを抑え込んだままにしていると、体の中で内臓を傷つけていくということです。
怒りは二次感情と言われていて、もっと心の深いところに
「悲しい」「構ってほしい」「優しくして欲しい」「傷つきたくない」「認めて欲しい」などという怒りの「芽」のような感情がかくれていることが多い。
怒りは交感神経を刺激し、体を戦闘モードにします。
気づいたら、身体の中にたまったエネルギーを「安全に放出」することが大切です。
こんな怒り、押し込めると病気になるのなら
どのように解放すればいいんでしょうか。
自分の気持ちを伝えるのがいいと思います。
「私は~と感じている」と伝える。
「あなたが悪い」ではなく「私はこう感じたから、こうしてほしい」と言ってみる。
それを、言えないのだったら、また違うネガティブな感情が残っているということ。
怒りは「境界線を守りたい」「大切にされたい」というサインです。それがいつから持ち続けているのか、自分の過去を思い出してみるといいです。
まとめると
怒りに気づいたら、否定せずに受け止める
その裏にある本音(悲しみ・不安・寂しさ)を探る
身体のエネルギーを安全に解放する
言葉に表現する
怒りを「内側の自分」からのメッセージとしてこれからの人生に活かす