お金の話

『ねんきん定期便』未納期間が解決し満額入ることに

いつの頃からか、ねんきん定期便をみると独身の頃に働いていた期間が国民年金「未納」と印字されて届くようになっていました。

消えた年金問題というのもあって、とっても気になっていたのですが、年金受給まで何年もあるので放っておいたんですよね。
でも早めに(早くはない。汗)重い腰を上げて、やっと調べてもらいました。

やったことは

未納となっている時期を確認してみた

①ネットの日本年金機構で「持ち主不明記録」を検索してみました。

検索対象を現在の名前で検索しても対象者なしだったので、旧姓でやってみると該当していたのです。
他にも、当時の厚生年金の番号とかわかればよかったみたいですが、全くわかりませんでした。

「持ち主不明記録を検索する」の結果を持って、地元の年金相談所に行きました。

年金相談所に相談する

⓶年金相談所に予約の電話をして、あらかじめどんな相談なのかを聞かれたので言いました。

国民年金未納の期間があるので調べて欲しいということを伝えました。

予約日当日、行ってみると、私の旧姓や働いていた期間を伝えていたので、データを出していてくれていて話がスムーズに進みました。

国民年金が未払いだったのは厚生年金に加入していたので未払いであったことが証明された

要は、国民年金が未納だったのではなく、厚生年金に加入していたのでその時期「未払い」とねんきん定期便に書かれていたのです。

働いていた会社名や未払いだった期間が一致したので、20歳になってから滞納することなく国民年金を納めてきたことがわかったので年金は満額もらえることに!

国民年金の未納期間が1年あると、将来もらえる年金がひと月で2万円近く減るとどこかで読んだので、こりゃもったいないと思ったんですよね。

なぜ、国民年金が未納となっていたのか

私が働いていたのは昭和50年代後半からの2年弱なんです。

このころは、新入社員の厚生年金の手続きは年金手帳に番号を記入してもらうだけとか、今より適当でアナログだったからだそうです。

それで、国民年金の加入期間と厚生年金の加入期間がデータ上で紐つけされておらず、ねんきん定期便では「未納」と記されていたんですね。

厚生年金に加入していたことがわかって、「未納」から「未払い」になり、電子データで紐つけされたので20歳から全期間、国民年金に加入していたことになりました。

ねんきん定期便をみて、「未納」とか身に覚えのない記載があった時は早めに年金相談所に行ってみるといいですよ。

若い頃、厚生年金のある会社に勤めていて、すぐに退職した人や転職したことがある方は

その時代に加入していた「厚生年金基金」が解散したので現在は「企業年金連合会」という所が当時納めていた(給料から引かれていた)厚生年金を預かっているのだそうです。

だから、厚生年金に加入していたことが証明できれば、厚生年金受給権が発生します。

●短期で退職したことがある
●何度か転職したことがある方

企業年金連合会に問い合わせしてみてください。(コールセンター0570-02-2666)

 

当時の厚生年金番号がわからない
厚生年金の名称
加入期間を覚えていない時は

先にお近くの年金相談所で調べてもらってください。

私が厚生年金に加入していたのは、2年弱なので年金としては年間数万円、月にしてみれば数千円の支給です。

65歳で老齢年金を受給する前に、63歳から厚生年金がたとえ数千円でも口座に入ってくると思うと、ありがたいです。

60代になるとどんどん、働く気力や体力が減ってくる時期だと思うので。

若い頃はわけもわからず入っていた国民年金ですが、歳をとってありがたく感じますね。就職する前に私の国民年金を払ってくれていた親にも感謝です。

最近同年代と話す話題は健康や年金の話が増えてきましたなと感じる今日この頃。気になっていた年金のことが解決して、ほっとしています。