潜在意識

家事、育児、仕事でも・・「私ばっかり大変!」の裏にある本当の気持ち

「私ばっかり大変!!!」
「どうして私だけ…」
「誰も助けてくれない」と感じる時ってありますよね。

実はその奥には 「わかってもらいたい」「認めてほしい」 という気持ちが隠れています。

いつも頑張りすぎる人ほど、
「自分がやらなきゃ」「頼れない」と無意識に思い込んでいることが多いのです。
その結果、心が疲れ果てたときに 自分だけ“割が合わない””損している” という形で表面に出てきます。

心の持ち方を少し変えてみる

「私ばっかり」という気持ちが出てきたら、
まずは自分を責めるのではなく、「ああ、私は本当は頑張りすぎてるんだな」
と気づいてあげましょう。

ポイントは、
「私ばっかりやってる」ではなく → 「私、よくここまでやってるね」
と、視点を“責め”から“ねぎらい”に変えること。

人は、他人に優しくするよりも、自分に優しくすることが苦手です。
でも、自分を少しずついたわることで、心の余裕が戻ってきます。

それにしても、どうして
自分ばっかり、やることが増えてしまうんでしょう?

悩みは、自分に向き合って!の『内なる自分』からのサイン

自分が、本心ではどう思っているのか?
心をホリホリしてみます。

もしかしたら
妻とは、母親とは、仕事では「~こうあるべき」
でやってきたことが多かったのかも。

あなたはどんなお母さんに育てられましたか?

お母さんが家事も仕事もそつなくこなす人で
お母さん自身が完璧主義だったら?

そんな姿を心に焼き付けて大人になったあなたは
お母さんと無意識に「競争」しているのかもしれないですね。

テストで95点取ってきたのでお母さんに見せたら
「あら?100点じゃないの?」
「次は、100点とろうね」
と言う母親だったとか、

「宿題が終わるまで遊びに行ってはダメ」とか
「片づけしないと、おやつは無しね」と、
「~こうあるべき」「これをやり遂げないとダメ」
と、子供に頑張らせる親だったとしたら

あなたも、母親と同じ様に
今度は自分で自分に喝を入れて
家事や仕事をやってきたのかもしれません。

あれもこれもと、やらなければならない事が多すぎると
時間が足りないのは当然。さらに「ちゃんとやらなければ」と
自分を追い立てしまえば、ますます、疲れてしまいます。

・やる必要があるもの
・今じゃなくてもいいもの
・やらなくても、誰も困らないこと

優先順位をつけて、やることを引き算していきたいですね。

逆に、
うちの母親は、だらしない人だった。
掃除はできなくて、汚部屋だった。
料理も下手で、夜のおかずはできあいのものばっかりで、
忙しい忙しいと、構ってくれなかった。

だから、私はあんな親にはなりたくない!と
反面教師にして、子育てや家事、仕事をやっているのでは?と
自分を疑ってみることも大事です。

反面教師にして頑張るって、『仕返し』みたいなもの。

「うちの親の生き方は間違っていた!」

キャパ以上に頑張り過ぎて、いずれ苦しくなります。
親の様に「なりたくない、なりたくない」と
意識しすぎると、案外、似たようになってしまうものです。

☆☆「なんで自分だけ大変なの?」「私ばかり、苦労している」と感じる現実は
幼い頃の親の影響を受けていることがほとんどです。

家庭内でも仕事先でも同じです。
「自分ばかり雑用を押しつけられる」
「誰も手伝ってくれない!」
「上司がさぼってばかりだから!」と思ってしまう、というのは

子供の頃の父親や母親の姿が
脳内に記憶として残っていて、

自分の親と重ね合わせて見ているから
家事に非協力的な夫がいて
手伝わない同僚がいて
出勤は早いけど、スマホばっかりみている上司が存在しているのです。

「苦行?!」の家事・育児・仕事から抜け出す行動のヒント

◆「助けて」を口に出す練習をしてみる
誰かに頼ることは、甘えることではなく、信頼のサインです。
最初は「手伝ってもらえる?」の一言からでも大丈夫です。

◆完璧をやめて“コレで上出来”を増やす

料理が一品少なくても、洗濯が明日に回っても大丈夫。
「できない自分」よりも、「今日はここまでできた」と思ってみてください。

時間がないから「コレが出来ない」のではなくて
出来ない、頑張りたくない私だから「時間が無い」のです。
・・と、正直になってみましょう。

だから、小さな“自分のための時間”を確保することを頑張ってみる。
5分でもいいので、好きな音楽を聴いたり、コーヒーをゆっくり飲んだり。
仕事の帰りにコンビニに寄るとか、
隠し持っていたおやつを、こっそり食べてみるとか。

他者に自分の時間を捧げ過ぎてきたのかもしれません。
「自分のための時間」をつくって、心のエネルギーを回復させましょう。

解決のポイント

「私ばっかり」と感じるのは、
実は「誰かにわかってもらいたい」「認めて欲しい」のサイン。

だからこそ、まずは自分自身が自分をわかってあげることが大切です。
「私は、よくやってる」

誰かにこの大変さを分かってもらおうと、待っているだけでは
誰もねぎらってもくれません。手伝ってもくれません。

涼しい顔で何事もこなしてきたあなたなので
まさか、そんなに疲れているとは思われていないのです。

やりたくない事は、「やりたくなーーーーーい!!」
口に出していいんじゃないでしょうか。



こんな記事もおすすめ
潜在意識

人生がうまくいかない時の自問自答

感情や潜在意識、身体反応のつながりを理解することで、より自然な自分らしさを取り戻すヒントをお届けします。心理・脳科学・エネルギーの視点から丁寧にサポート
豊かになりたい、幸せになりたいと思っていながら、自分がこれから本当にやりたいことが分からない。 今何をやれば望んだ未来が手に入るのだろうか? と悶々と過ごす時がありますよね。  …
潜在意識

食品の情報過多 惑わされない様に

感情や潜在意識、身体反応のつながりを理解することで、より自然な自分らしさを取り戻すヒントをお届けします。心理・脳科学・エネルギーの視点から丁寧にサポート
何気にYouTubeを観ていたら 糖尿病専門医の動画があって、最後まで視聴しました。 そのチャンネルでは、 和食は糖質過多になるので 例えば、肉じゃがのジャガイモをやめて、 …
潜在意識

病気のはじまりはあの人への「怒り」だった?

感情や潜在意識、身体反応のつながりを理解することで、より自然な自分らしさを取り戻すヒントをお届けします。心理・脳科学・エネルギーの視点から丁寧にサポート
「怒り」と内臓のつながり 心と体は繋がっているとは本当だと痛感した。 病気を発症する前、私は本当に 職場のある人に対して 出来ごとに対して イライラしていたし  …
潜在意識

悟りをとる考え方(斉藤ひとりさん的)

感情や潜在意識、身体反応のつながりを理解することで、より自然な自分らしさを取り戻すヒントをお届けします。心理・脳科学・エネルギーの視点から丁寧にサポート
悟りを開くのは誰にでもできます。 悟りとは「差を取る」ことです。 「差」とは? 私たちにはいろんな「差」がついてまわります。違いです。 年収の差 学歴の差  …
潜在意識

なんで人生はうまくいかないんだろうと思った時

感情や潜在意識、身体反応のつながりを理解することで、より自然な自分らしさを取り戻すヒントをお届けします。心理・脳科学・エネルギーの視点から丁寧にサポート
私にも誰にも言えない過去があります。 恥をかいたこと、私を否定された出来事、失敗、傷ついた経験… その記憶は、時が経っても、心の奥底にひっそりと残り続けます。 けれど、不思議 …