例えば親を許せない人は
今の時代が許せなかったり
政治家のやっていることが許せなかったり
会社にも、許せない先輩や上司がいるのかもしれない
そんな時は
一旦、許せない人を許してみよう
今の仕事がうまくいかないのは
会社のせいにしていないか
上司のせいにしていないか
すぐに会社を辞めるのもいいけれど
「何か私にやれる、他の仕事はありませんか?」
と聞いてみるとか
あなたが仕事の愚痴を言って
許せないと悪口言っていると
周りの人は迷惑する。あなたの毒を浴びていることになるから。
Contents
心と体は繋がっているから
医学的には
許せない人がいて
その人(コト)のことばかり考えていると
交感神経が活発になります
すると、体に力が入り過ぎます
肩はバリバリになって肩がコリ、
腰が痛くなったりで
体中が痛むことになる
病気がなかなか治らない人は
何かが許せなかったりしている
誰かを許せなかったりしている
なので、許せない人を許す
どうしても許すことができないなら
許せない人を許すことができない自分を許す。
それでも許せないのなら
許せない人を許すことができない自分をそれでも許せないなら
そんな自分をまた許してみる
許す=緩める(ゆるめる)だからです
酒を飲むと、嫌なことを忘れます
精神的には手っ取り早いのだけど
血行がよくなるから体は緩んでいるだけ。これでは
アクセルを踏みながらブレーキを踏んでいることと
同じです。
体は本当は緩んではいないのです。
だから、二日酔いになったり、病気になったりするものなのです。
だから、神経から緩ませること。
それにはまず、自分を許すこと
お母さんが許せない
お父さんが許せない
先生が許せない
上司が許せない
許せない人がいるということは
自分の心と体を苦しめているのです。
また、
許せないことが起こったとき
何年も許せない人がいるとき
精神論を唱えてしまうのは良くない。
唱えても、許せない人は許せないのです。
だから、許せない人がいる自分を許してみよう
そういう自分を許せるようになると、
人も許せるようになる
許せない人がいる自分を許してみよう
許したら、緩む。
魂の成長にちょうど良い人と巡り会う
この世には
類は友をよぶという法則がある
人(私)のことを怒鳴りつける上司は
私のことが許せないでいるから怒鳴るのだ。
だから、私はその上司と同じ
同類項と言える。
許せない者同士が引き寄せ合って、存在している
だから目の前に私を許せない上司が
存在する
人は人を許せないと
体が固まる
体が固まっているときは
心も固まっている
固まったままで、今までとは違う行動を起こせるわけはない
例えば、そんな人が転職をするために
何かの習い事をしに行っても
人生を見誤ってしまうことが多い。
手足を縛られては習字を習いに行っても
習得はできない
心も体も固まっていては、得るものは少ない。
千手観音(せんじゅかんのん)とは
手(やり方)を1000手持っている観音様のこと
自分は千手観音だと思ってみよう
だから怒鳴る上司には違うやり方(手)で接してみる
自分の手を変えてみる
つまり、人間関係をより良く構築するために
やり方を変えてみると良いんだよということです
人間関係をゆるめる
首が凝る人は自分が許せない。だから人も許せない
だから体が硬直して
首も固まる
人間関係とは仕事でも家庭内でも
起っている「人とのつながり」のこと
それがうまくいかないのは
許せない人をずっと許せないままだから
許せない自分のことを許す
許せない?そんなひどいことは思ってはいない、
と思ってしまう。
自分は例外だ。そう思ってしまう。
先生が悪い
学校が悪い
あの人が悪いと思っているだけなのだけど
悪い=許せない
やっぱり許せていないのです。
許せないけど、許してみよう
許せない人には、
怒らないで落ち着いて教える。
導いてあげる気持ち。
「何度言ったらわかるのー?」は
同じ言い方で、言い方を変えないまま
怒っている証拠。
だから、こう言ってはダメだったから
今度はこんな言い方はどうだろうか?
と考えてみると
人間関係の勉強をしていることになる。
一つの手でうまくいかないのであれば
次の手はどうするか考えてみる
だって、手は1000通り持っているのだから。
自分にちょうど良い人としか出会わない
あなたを怒る人は
あなたと釣り合いがとれるから
怒る人となってあなたの目の前に存在しているという
現象が起きている
だから、そういう現象を引き寄せている
それを変えたかったら
まず、自分を許す
変わらない今を許すと
変わらない今を許せなかった自分を許せるようになる
許せなくても、そんな自分を許してみようと思ってみる。
すると、許せない人ばかり
ダメなやつばかり
親を許せない
社会が許せない
が、
一夜で変わって
自分の目の前の、何かが変わる
心と体を緩ませるのが
先決です。
斉藤一人さんの教えを、私なりにまとめてみました。