親の価値観は、気づかないうちに子どもにうつるんです

「ちゃんとしなきゃ」
「もっと頑張らなきゃ」
そんなふうに感じてしまうこと、ありませんか?

実はその感覚、親から自然と受け継いできたものかもしれません。
そして、あなたの親もまた、自分の親から……。

私たちは誰でも、小さい頃から「親の考え方」や「価値観」
に大きな影響を受けながら育ちます。

とくに、「我慢は美徳」とか、「努力すれば報われる」
「人に迷惑をかけちゃダメ」というような言葉。

日本ではよく聞くものですよね。

それ自体が悪いわけではありません。
でも、知らず知らずのうちに
「自分は我慢しないといけない」
「頑張らないと愛されない」と思い込んでしまうと、
心がどんどん苦しくなってしまうんです。

親の期待に応えようとする、子どもの本能

子どもって、本当に敏感なんです。
親の顔色を見て、「こうすれば怒られない」
「こうしたら褒めてもらえる」って、自然と感じ取ってしまいます。

だから、いい子でいようと頑張るし、我慢もする。
それが続くと、「私は、頑張らないと愛されないんだ」と
思い込んでしまうようになります。

そしてこの思い込み、大人になってからも私たちの中に根強く残ってしまうんです。

大人になっても続く「頑張らなきゃ病」

子どものころに「いい子」で頑張っていた人ほど、大人になっても「役に立たなきゃ」「ちゃんとしてなきゃ」と、自分を追い込んでしまいがちです。

・仕事で結果を出さないと、自分には価値がない気がする
・人の役に立てないと、一緒にいる意味がない気がする
・いつも頑張っていないと、不安になる

そんなふうに感じてしまうのは、あなたの弱さではありません。
それほどまでに、あなたが「愛されたい」「認められたい」と願ってきた証なんです。

「そのままの自分でいい」と思えるように

「頑張る自分」の裏側には「頑張らない自分」でも認めて欲しいと
願っている心があります。

まとめ

親は無意識のうちに子どもに大きな影響を与えています。
でも、それを責める必要はありません。
親もまた、同じように育てられてきたのですから。

そして、あなたが「気づくこと」ができれば、その流れは変えていけます。
頑張らない日があってもいい。
誰かに迷惑をかけても、それで嫌われるわけじゃない。

もっと自分に優しく、生きてみてもいいんです。

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