モラハラ夫の歪んだ父性②|厳しい父に育てられた男たち

「どうして、この人はこんな言い方しかできないのだろう」
「なぜ、そんなに支配的になるのだろう」

モラハラを受ける側は、
何度も、何度も、理由を探します。

けれど、その答えは
夫本人の性格だけにあるとは限りません。

心理を見ていくと、
そのさらに奥
彼が育った家庭、親との関係
大きく影響していることが少なくないのです。

男は泣くな
男は家族を養うものだ
家事は女の仕事

こんな価値観を持った親に
育てられたのではないでしょうか。

そうした価値観は、
本人の自覚がないまま、
親から子へと受け継がれていくことがあります。

あなたの夫の言動も、
その連鎖の中で生まれたものかもしれません。

歪んだ父性は、
ある日突然つくられるものではありません。

家庭の中で、
当たり前のように繰り返された言葉や態度、
「男とはこうあるべきだ」という価値観の中で、
少しずつ形づくられていきます。

そしてその影響は、
本人が気づかないまま、
家庭の空気となり、
妻や子どもへと静かに広がっていくのです。

このように歪んだ価値観は
ある日突然つくられるものではありません。

家庭の中で、
当たり前のように繰り返された言葉や態度、
「男とはこうあるべきだ」という価値観の中で、
少しずつ形づくられていきます。

そしてその影響は、
本人が気づかないまま、
家庭の空気となり、
妻や子どもへと静かに広がっていくのです。


次の記事で
歪んだ父性(価値観)が妻や子どもに与える影響と、
負のループを断ち切る視点について書きたいと思います。