潜在意識

タンパク質ファースト?それともオイルファースト?

「ベジファースト(野菜から食べ始める食べ方)」は、
血糖値の急上昇を防ぐために以前から広く推奨されてきました。
特に糖尿病予防やダイエットの観点で有効だとされていました。

「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、
「ベジファースト」の記述が削除されているそうです。

野菜を先に食べれば、痩せられるなどと
安易な情報が一人歩きしてきたから、だそうです。

「食べる順番よりも食事全体の内容やバランスの方が重要」という見解も増えてきています。

「タンパク質ファースト」
「オイルファースト」という人もいて、
いったい何が本当なのか???

ベジファーストは野菜を最初に食べることで血糖値の上昇を緩やかにする効果は確かにあるかもしれない。

が、糖尿病の人、予備軍の人。血糖値が上がりやすい人なんかが、
ベジファーストをやったとて、次に口にするものが白ごはんもりもりとか
だったら、血糖値はふつーに上がってしまうのでは?と思います。

即効性がある「魔法の食べ方」というよりは「食後の血糖管理をサポートする方法」としての食べ方の一つということ。

今度は「オイルファースト」なんだけど
これは、食事の最初にオリーブオイルなどの良質な油脂を摂ることで、
血糖値の急上昇を防ぐという考え方。

オイルファーストのメリット

血糖値上昇を緩やかにする
脂質が胃の排出速度を遅らせるため、糖の吸収がゆっくりになる。
→ 糖尿病予防や食後高血糖対策に有効。

満腹感の維持

脂質は消化に時間がかかるので、食べ過ぎ防止につながる可能性。
これは、わかる。揚げ物とか食べると満足感は得られる。

地中海食を食べている地中海地方の人たちには心疾患が少ないのだそうです。
オリーブオイルなど不飽和脂肪酸中心の食事が心血管疾患リスクを下げるそうで、国際的にも評価されてますよね。

だから、1980年代から日本のスーパーでも
オリーブオイルが棚に並ぶ様になりましたね。

何にでも、メリットには必ずデメリットがある

でも、オイルファーストとは、
デメリットが特にありそうに感じてしまいます。

食品の情報過多 惑わされない様に何気にYouTubeを観ていたら 糖尿病専門医の動画があって、最後まで視聴しました。 そのチャンネルでは、 和食は糖質過多になるの...

それだけ、長年「油」は体に悪いと言われてきたから
脳内にもインプットされてしまっているじゃないですか・・。

摂取量を意識しないと肥満の原因になり得る?
でも、油で太ることはない、血糖値は上がらないと言われています。

油の種類に注意する必要があるそう。

・オリーブオイル、えごま油、アマニ油などは良いが、
・サラダ油やトランス脂肪酸を含む加工油は体に悪い。

消化器への負担
胃もたれしやすい人には不向き。

などなど。

この世に真実ってないような。
その真実は、時代の流れで、いつのまにか変っている。

自分にあった食べ順や食べ方は、
自分がやってみて、体から答えをもらうしかないようです。



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