ひとつ昔のことを思い出せば
芋づる式にあんなこともあった、こんなこともあったと
思い出してきます。
思い出すのは、ネガティブな事ばかり(;゚ロ゚)
親から怒られた事とか
恥をかいたことなんか。
まだ、カミングアウトできないアレやコレや。
人は、ポジティブな出来事より、
ネガティブな事をよく覚えているのだそうです。
なぜかというと、人は太古の時代から、現代よりずっと
命の危険にさらされつつも生き伸びてきたからです。
毒のある実を食べて苦しんだとか
この茂みから、獣が出て来て襲われかけたとか
命を落としかねない、出来事を体験すると、
脳は、生存のために危険や失敗を記憶するようにできているから
だそうです。
ということは?
私は嫌なことを言われたり
されたりしたことを
よく覚えているほうなので、
かなり、
死の恐怖とか
自分が自分でなくなってしまう不安とか
自分を否定された悲しさを持って
生きてきたのではないか・・と思ってしまう。
ただ執念深いというか、その時の感情に
執着してきたというか。
子供時代は特に
傷つきやすいし、生き延びる知恵も
持ち合わせていないし。
逃げることも、戦うことにも
考えが及ばない時期だし。
だから、どんどん
自分を追い込んで大人になったのかなって思います。
日頃の危機管理は大事だけど
ネガティブな出来事を
思い出すと言うことは、
脳内で過去の出来事が
リフレインされているだけの話。
今もその嫌な出来事が
ずっと起きているという「錯覚」なんですね・・。
これだと、ずっと
ストレスホルモンのコルチゾールが分泌されて
病気になったり、不測の事態に
判断力が鈍ってけがや事故を招いてしまったりと
ますます、ネガティブな出来事を引き寄せてしまうというわけですね。
そもそも、なんのために?
その出来事が起きたのか?
なぜ?ではなくなんのために?
なんのために?にの答えにはまだまだたどり着けない。
いろんな出来事がまだ点と点なのです。
ネガティブな出来事に、
生きる目的がかくれているのだそうです。
ぼんやりと、あれかな?と感じつつも
まだ言語化できない自分がいる。