相思相愛であっても、結婚できるとは限りません。
好きじゃなくても、流されて嫌々結婚してしまったという人もいるとは思います。
運命の人と結婚できなかったり、運命の人だと思えないのに
結婚することがあるのです。
なぜ、結婚して何十年も経っている人が昔昔の
初恋の人を思い出して、結婚したかったのに・・と後悔の涙を流してしまうんでしょう。
それは、こんなことが考えられます
①今が幸せではないから
②今一緒に暮らしている人(夫または妻)と向き合えていない
③過去の恋愛を美化している
④現在の悩み(夫婦の仲がうまくいかない、出世できない、経済的に苦しいetc…)の原因を
結婚できなかった(自分と結婚してくれなかった)人のせいにしている
⑤つまり、人生がうまくいかないのはあの人と結婚できなかったからだ。
あの人と結婚していたら、こんな目に遭わなかったのに、ずっと幸せだったはずだと
今の自分を可哀想な悲劇のヒロインにしているのです。
おつき付き合いしたということは、好きという感情があったからです。でも結局別れたということは
相手にとっても自分にとっても、その関係しか築きあげられなかっただけなのです。
どんなに好きで、結婚したい!と思っていても
双方が結婚するという責任を負わないと
赤い糸は切れてしまいます。
結婚の責任とは、自分も幸せになり、相手をも幸せにする努力をすることです。
その想いが通じあうからこそ、この人と結婚したいと
お互いがオンリーユーとなります。
今になって、あの人と結婚していれば、今頃はもっと・・と
夢見がちに生きていては
目の前の人を幸せにすることはできないんです。
結婚は、自分にちょうどいい人と結ばれる
私たちは、人間の赤ちゃんとなって
この世に生まれ出る直前に
今世では、こんな経験をしてこんな困難を体験して
それをこんな風に克服して・・と、自分で決めて生まれてきているのだそうです。
人間として魂の成長を遂げたら、またあの世に戻っていくのだそうです。
人生のシナリオは自分で決めて生まれてきているのです。
自分で経験する困難や不幸のシナリオを書いていますから、
必ず遅かれ早かれ解決するようなシナリオを書いているのです。
その中のでも困難というか、人生の修行となるのが
「結婚」なのだそう。
結婚を通して、人間関係や親子関係の難しさや
楽しさや喜びを体験していきます。
つまり、どんな人と付き合うのか、誰と結婚するのか、
結婚相手も自分で決めてきたのだそうです。
ただ、人生のシナリオは、この世に生まれたとたん
忘れてしまうのです。
だから、つい、あの人と結婚していたなら今頃は・・、
あの時別れなければ・・と、今の悩みを過去のせいにしてしまいます。
今が幸せならば、過去のせいにすることもないんです。
人のせいにすることもありません。
人生は選択の連続といいます。その選択は自分が決めているだけです。
過去に逃げないで、今足に地をつけて、今幸せになるためには何をしたらいいのか。
過去の思いに浸ってもよいけど、生きているのは「今」なのです。
今が幸せである努力をしましょう。
昔、最愛の人思ったのは、幻想で
今側にいる伴侶が自分の心の成長のために、出会った人です。
そして、もうこんな人と一緒にいることが魂の修行だなんて
もう嫌だ!もう十分人生を学んだ!と思った人は離婚するでしょう。
離婚してまた、魂の成長をしていくものなんです。
最愛の人と結婚できなかった人は、何かを学んだんですね。