潜在意識

【子育て】兄弟姉妹の仲が悪すぎる時

きょうだいの仲がわるい時
激しいけんかをしてしまう時。
しょっちゅういがみ合っている時。

それは、親の愛を確かめたがっている時です。

「自分が一番」が子供の特徴

子供は親から特別扱いをされたいと思っているものなんです。
自分を一番に愛して欲しいと思っているんですね。

■そんな時、お姉ちゃんだから(お兄ちゃんだから)と我慢されられ
下の子が優先されていると、

(下の子(妹や弟)のほうが大事にされている)
(自分は愛されていない)

と思って親からの愛を奪い返そうとします。注目を浴びることをしたり
親を困らせて愛されているか確かめるのです。

上の子は、下の子が大事にされているように感じて
嫉妬してしまいます。

腕力や言葉で下の子(弟や妹)を負かそうとしたり。
下の子の出来ないところをからかって上に立とうとします。
大人のみていないところで、意地悪をしたりします。

■弟や妹たちも、親をよくみています。

なんでお兄ちゃん(お姉ちゃん)が先なの?
なんで僕よりおかずが多いの?とか
お姉ちゃんの言うことばかり聞いてとか

(お兄ちゃんだからって威張って)と、オモシロくないんですね。
目の上のたんこぶなんです。

それでお兄ちゃんの大切にしているおもちゃを
勝手に触って、またけんかになるなどです。

きょうだいはライバル意識があるんですね。

きょうだいげんかで愛を奪いあう

親にとってはどの子も大切なわが子なのですが
時と場合によって
食べ物の量を加減したり
上の子にお手伝いを頼んだりしますよね。

でも、子供は目の前の出来事を
子供の目線でしか考えられないのです。

だから、自分にばっかりお手伝いをさせて弟は遊んでいるのに
お姉ちゃんより自分はお小遣いの額が少ないとか

お互いがおもしろくない感情を抱いてしまうのです。

あなたが今子育て中ならば
自分が子供の頃
お母さんはお姉ちゃんばっかり可愛がっていたなとか
お兄ちゃんは褒められてばかりでお母さんの自慢の子だったなとか
お兄ちゃんだからと弟の面倒をみるように言われて留守番させられていたなとか

思い出して
そして、親になった自分が「それ、ほんとうのこと?」と子供の頃の出来事を
大人の目線で検証してみるといいです。

子供は親になったことがないので、親の愛に気づけなかったからなのです。

そして、
「やさしくするだけが子供への愛ではない」
「モノを買ってあげるだけが親のやさしさではない」
「そばにいるだけが愛ではない」
「お手伝いしてたから、これが上手にできるようになっている」

と、親には愛があったんじゃないかと、違う角度から思い出すのです。

例えば、危ないことをして、怒られるのは当たり前です。
でも、子供は怒られたから
自分は愛されていないんだと勘違いすることがあります。

例えば、鉛筆の先をちょっと弟に向けただけなのに
と、子供は思うのですが

親は万が一を咄嗟に「危ない!!」!と怒鳴るかもしれませんよね。
判断して烈火のごとく怒ったりしますよね。

怖い顔をして鉛筆を取り上げたりしますよね。

子供は自分じゃなくて、向こうを庇ったって思うものなんですね。

大人のきょうだいげんかに発展しないために

親がけんかの仲裁をすると、
子供は自分が一番に愛されていたいのに
平等にされた気がして、モヤモヤします。

子供は親の愛を一番に受けようとします。
特別扱いされなきゃ嫌なんです。

でも、親はちゃんときょうだいの育ち具合によって
対応しているだけです。これが本当の公平なのです。

自分は子供の頃
【親から愛されなかった】と思いこんでいると、
大人になってもきょうだいでもめごとになることがあります。

大人になっても兄弟の仲がわるかったり
遺産相続でもめたりするものなんですよ。

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