今日で退院です。
なんと、退院までには間に合わないと言われていた細胞検査の結果ですが、間に合いました。
おかげさまで良性でした。ほっとしました。
比較的手術時間のかからなかった私の甲状腺の手術。
中には悪性で手術をした方が入院患者の中にはいらっしゃる様なので、
人前でよかったーと喜び合わないほうがいいですね。
「自分の傷を鏡でみれないわ」
「なんで私がこの病気に・・」と前向きになるには時間がかかると言ってらっしゃる方もいたのです。
あれよあれよという間に今日退院となってしまいました
まるでホテルのようなお部屋。短い間のマイ・スイート・ホーム。
築30年以上の木造住宅のわが家とは格段に違う空間。足を伸ばして入れる浅い湯船のお風呂。極楽でした。
これからは、病気や手術で泊まる病室ではなくて
旅行か何かで泊まるホテルで、こんな現実を作り出さないと。
なので元気で働かなくちゃ。(本当は今の仕事を辞めて家に居ようか、とも考えたけど)
あと何年かはパート収入を得ないとね。
病気は体からのお知らせというのは、本当
健康って本当に財産だと思う。体が資本とはよく言ったものだと思います。
若い時は、健康な体であることが当たり前になっていて、
無茶をしたり暴飲暴食をしてしまうけれど
これからは、自分の体は自分で責任を持って大事にしていかないと
誰もやってはくれないですからね。
生きているって本当に素晴らしい。私の心臓、もう60年も一度も止まることなく動いてくれていたんだ。他の内臓だってそう。寝ている時も活動してくれていたんですよねぇ。
本当にありがとう。ありがとう自分!頑張って生きてきたねって感じです。
入院費用の明細をもらいました。
私は痛み止めの薬などもらいませんでした。人によっては夜寝付けなくて
眠剤を処方してもらったりで、入院費用の請求金額は人それぞれです。私は個室だったので請求額は大きかったです。
退院する時に、切除された甲状腺の写真をもらいました。記念に持って帰れたんです。
ほんと、鶏レバーのような形の甲状腺を半分に切って、中に小指の先くらいの腫瘍がありました。
「腺腫様甲状腺腫」と診断名が記入された写真です。
「ありがとう!!わたしの甲状腺」こんなになるまで頑張ってくれて・・。おもわず、写真につぶやきました。