痰をガーっとあげる音が響くICUの夜中。
甲状腺の手術後はだれもが痰のからみに悩まされるそうです。
手術で気管を刺激したり、麻酔の関係で痰が増えるんだそうです。
ICUでムカムカ、痰、首の痛みに手こずる
痰は吐き出さないと肺炎の原因になったりするので
ちゃんと出したほうがいいです。
私より先に手術した方もカーテンの向こうから咳払いが聞こえるけど、痰が切れないみたいで。看護師さんから「ハイ、出してっ」「出さないとっ」て何度もやさしく怒られていた。
私も痰のからみが半端なかった。
咳払いすると出せるんだけど
ティッシュペーパーが1箱半日でなくなるんじゃないかと
思うくらいティッシュを消費した。
入院準備品に「ティッシュ2箱」と書いてあったことに納得。
このままいくと、入院中に2箱あっという間に消費してしまうのでは、と
ICUの天井を眺めながら、思った。
簡易ゴミ袋もいっぱいになってしまった。
前に困ったことで書いたように口元が自分の唾の臭いで臭くて。
湿ったティッシュで口を拭きたい・・ウエットティッシュを持ち込んでおけばよかったと後悔。
看護師さんに体位交換してもらって、右を下にしたり、いっときして左を下にしたり
だけど体の向きを変えるとムカムカがよみがえってきたりでつらかった。
もし、これから甲状腺手術を受ける予定の方がこのブログを読んでくれているなら・・
ICU(術後に入る回復室)にはウェットティッシュもぜひ持ち込んでください。
首の傷は痛くない!首の張りとコリがツライ
魔のICU。
時間がわからない。首が痛くて(傷は痛くないのに!)眠れない。
ほんと、首を動かしてはならないことが苦痛だった。
動きに制限をかけられると、
いかに無意識に首をはじめ体の随所を自由に動かしてきたかがわかった。
無意識に体を自由に動かせるって幸せです!
でもよかった、朝食はおかゆだけどICUで
ベッドを起こしてもらってたべることができた。
午前10時長かった点滴が終わった
昨日の朝から針を刺して点滴していたけど、無事終了。
点滴が終わるとおしっこの管もとってもらえた。
おしっこの管は私が麻酔で眠ってすぐに
入れられたらしいです。
そのため、ゆったりしたショーツを履いておかないといけなかった。
手術台の上でパンツ脱がされて管を入れられていると想像すると、恥ずかしいね。
看護師さん達はお仕事だから意識する暇なんてないんだろうけど。
点滴が外されて清拭をしてもらった。
蒸しタオルで顔、背中、脇の下まで拭いてもらえて、気持ちよかった。
気持ち悪かった口もとがスッキリした。
パジャマに着替え、荷物を持って病室に帰りました。
風邪の引き始めのような喉の痛みが
お昼の食事は看護師さんが持ってきてくれた。
おかずは普通食で、ちゃんと食べたけど、主食(おかゆ)は残してしまった。
病室に戻って自由に水分を飲めるようになって、首のこわばりも緩んできたら、
喉が風邪のひきはじめの様に、痛いことがわかったんですよね。
唾を飲み込むのに勇気と覚悟がいるという感じです。
傷自体は、ほんとあまり痛くありません。
首を左右に動かすことはまだまだ厳禁です。
いかに動かさずベッドから起き上がるかのコツ
ベッドに寝る時はいったん腰掛けて
手のひらでほっぺたを支えて横になるコツを教えてもらった。