命がけで出産したのに、いつの間にか陣痛の痛みも忘れてしまうし(思い出す暇もないくらい、忙しいが正解)
家事、育児、仕事と、あまりにも日々やることが多くて
自分のことは後回しになってしまう。
だけど、世のお母さん方はその子育ての日々を
淡々と、ふつーに送っているようにみえる。
あるお母さんは、いつもニコニコ子供に接していて、
だからなのか、お子さんも穏やかでぐずったりもせず。
よその親子をみると、自分だけが親としてなっていないと感じたことはありませんか?
それは思い込です。よその親子のことは、客観的に見えているだけです。
あの言葉も通じない怪獣のような子供が
しゃべるようになった。
ハイハイで移動していたのに、
よちよち歩けるようになった。
手づかみで食べていた子が
お箸を持てるようになった。
熱を出すと、心配で夜中も寝ないで看病したり。
何もできなかったのに
「できない」が「できる」になったのは
まぎれもない「私のおかげだーーー」と思いましょう。
誰もほめてはくれませんからね。
生まれたばかりの赤ちゃんは、大人が世話をしないと、
死んでしまいます。だから、嫌々な時もあったけど、
ちゃんとやってきた。
子育ては子供の成長を間近でみることができて、
入園や学校入学、卒業などの節目節目に、達成感はありますね。
接し方に悩んだり、我慢したり、思うようにいかないことを受け入れたり、
自分も親になったからこそ、できるようになった。
子育ては自分育て、とはよくいったものですね。
親として頑張ってきた自分を褒められないなら、
もしかしたら「まだまだ」「まだまだ」「私はもっとできるはず」と
どこかで自分を追い込んでしまっているのかもしれませんよ。
子供はどうせ、自分ひとりで大きくなった顔をして偉そうにするんです。
子育ては完璧を目指さず、ほどほどにやっていきましょう。