神話に縛られないで

三歳児神話なんて「神話」なので神話でしかありません。

子供は3歳までは母親が手をかけたほうがいい!という神話があったんです!
神話だから、長年言い伝えられて脳にインプットされて昭和生まれの私は育ってきました。

私が第一子を産んだ2*年前には、こ
の神話が育児書には書かれていました。

でも事情があって働かなければならない人もいるでしょうから「自分を責めないで」「誰かに協力してもらって」

そんな風に書いてあったと思います。
母親は子供の側にいるべきたという風潮でした。

ネガティブな思い込みが、仕事も子育ても結婚さえも苦痛に感じる

「夫は働く人。妻は家庭にいる」という思いと
「喜んで外で仕事をしている主婦はいない」という思いがずっと根っこにありました。

それは私自身が『子供が小さいうちはお母さんは家にいるのが良いコト』という思考の量が多かったからです。
私が結婚した時代、私の周りは専業主婦ばかりでした。

実家の母親は専業主婦だったので母の姿を子供ながらに
ポジティブに捉えてたからなんですね。(無意識下でですよ)

それだけ母親が家に居てくれることにメリットがあったんだと思います。
その思考は大人になってからも持ち続けていて、

同じ思考が同じ思考を引き寄せるので(類は友を呼ぶ)
子供を預けてバリバリ働いている女性とはほとんど縁がありませんでした。
もちろん、仕事が楽しくて楽しくて

家庭も仕事も両方一生懸命の女性もいらっしゃったはずです。

しかし田舎の風潮だからか、仕事を持っている主婦は
楽しいというよりも学校の先生をされていたり、
母子家庭の友達のお母さんだったりどちらかというと、

「責任」「生活のため」で仕事をされていたイメージがありました。

私自身に女性が外で働くことのメリット思考がほとんどなかったものだから、
共働きはお金も豊かで夫婦も円満ですよ。という人を引き寄せたことはありませんでした。

夕方バタバタと買い物されていて、
スーツにパンプスでスーパーの買い物かごを持っている人はいました。

子供の授業参観や懇談会には来ないとかPTAの役員拒否するとか、
そんな人ばかりでした。ゴメンナサ~イ。

価値観が違うから違和感ありますよね。

フルタイムで働いている人は、
子供をほったらかしてお金のために働いでいるような人にしか見えなかったんだと思う。
今冷静に分析すれば、ですが。

三歳児神話は自分が神話にしています

時は流れてこの時代に3歳児神話に縛られている人に伝えたいです。

今は主婦も自己主張していい時代になり、
子育てにはどれが正しく誤りとも言えなくなりました。

「子育ては母親がするべき」から「子育ては夫婦でやっていくもの」
に変わってきました。

子育てはいつになっても答はでないものです。
手のかからないイイ子だったのに、大人になって結婚生活が
上手くいかなくて心配させられたりの人もいます。

その人は、子供がそうなるように育ててきたからでしょうか?
違いますよね。

みんな、今を生きるために子供に我慢させて働きに出たり
働かないとお金が足りないけど、小さいうちは側にいたい。
みんな、「しかたない」けど自分の決断でそうしてきただけです。

子供の願いは変化します。
いつも親が側にいると、うっとうしく感じてきます。
さみしがりやの子は母親が家にいても、もっともっと
子供を大事にして!と望んできます。

その子の欲望の度合いで、うちは母親が働いていたからさみしかったと
言うものです。

それにしても、、、
今よりも育休とか保育園とか整っていない時代、
共働きゆえの子供への罪悪感を持ちながら懸命に働いてきた女性もいたでしょう。
その方たちの苦労あっての現在の女性のあり方です。

ネガティブなことにフォーカスしていけば、どうしてもポジティブな面が裏に隠れます。
良い悪いかではなく、どうありたいか、母としてどう生きたいか。
三歳児神話とは、自分の生き方考えるきっかけに過ぎないと思います。神話なのだから。

 

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