潜在意識

何の取り柄がない自分が辛い時、どう考えればいいか

「自分には何の取り柄もない」「何をやってもダメな自分」と感じてしまうことはありませんか?
どうしてそう思ってしまうのでしょうか。

「出来ない自分」と思ってしまうのは
自分を過小評価してしまっているんですね。

今現在も、何かに苦手意識を持っている、
自分は何の取り柄がなくてと思ってしまうのは、

子供の頃に家庭環境
(親、兄弟姉妹、祖父母、または身近な大人)
から影響を受けたからなんです。

子供は親の愛情を目一杯
受け取りたいものだから
親に愛されるには、自分はどう振る舞ったら
よいか本能で察知しているものなんです。

だから、例えば第一子は
「いい子」「聞き分けのよい子」でいると
お母さんが喜ぶ、機嫌がいいとわかり、
「いい子」「聞き分けのよい子」になっていきます。

でも、下に生まれた子は
同じ振る舞いでいても兄(姉)には、かなわないので
違う性格になる必要があります。

だから、運動を頑張ったり
絵を描いて褒められようとしたり
別の戦略で、親に認めてもらおうとするものなんです。

ところが、
上の子(兄または姉)は弟(妹)に嫉妬することがあります。
簡単には褒めてはくれないものなんですね。

親も、「わが子は私にとっていい子」であることがすべて。
「私を機嫌よくしてくれる子がいい子」と
無意識に思っているので
「そんなことが上手になるより、勉強のほうが大事でしょ」などと
思っているから、褒めようとしないんですね。

親も子供に嫉妬することがあります。

褒めてもらえなかった子は「頑張っても認められない」と自分に
レッテルを貼ってしまいます。

だから、興味があることや
上手になりたい!と思ってやっていたことを

周りから
比較されるは
否定されるは
嫉妬されるはで

「頑張って出来るようになっても、
認めてくれない」
「ほどほどの私でいいや」という
思い込みで大人になっていくのです。

そんな思い込みがあっての
行動や言動をとったりするので
なんでも中途半端で
何も成し遂げていない私で
生きていってしまうのです。

足が速くて
クラスの中からリレーの選手に選ばれるとします。
すると、よそのクラスからライバルが出てきます。
ライバルがいることがわかると
自信がなくなってしまう。

勉強が出来すぎると
嫉妬されて「でも運動はダメだよね」と
なんでも完璧でなければいけないんだと
思い込んでしまうこともあります。

だから、能あるタカは爪を隠してなきゃと
思って頑張らない自分になってしまう。
「出来ない自分でいいや」と守りに入って
しまうものなのです。

まとめ
「出来ない自分」「取り柄がない自分」という感覚は、多くの場合、幼少期の家庭環境や大人からの言葉が影響しています。
しかし、それは変えられないものではありません。

それはただの子供の頃の記憶だからと
今の自分は他人と比較せず、自分は頑張っている、これが楽しいからやっていると言えるようなことに
取り組むことで自信がついて、やれない自分は幻想だったと、脱却できるのです。

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