「もっと前向きになりたい」「自分を変えたい」と思っているのに行動できないのは自然な心理です。
脳は今ある安心・安全を優先する性質があります。変化することを嫌がります。
そのため、表のあなたが頑張っても無意識の抵抗が生まれるのです。
心理的ブレーキの正体
「自分にはできないかも」という気持ちは、過去の失敗や他人との比較から生まれます。これが行動を止める心理的ブレーキになっているのです。
●過去に大失恋して、恋愛に臆病になる
● 仕事での挫折や評価に傷つき、新しい挑戦を避けるようになる
こうした経験が、「また傷つくくらいなら動かない方がいい」という思いを、知らず知らずのうちに心に残していきます。
心の中には、安心を求める“こども心”があります。
この部分は、変化するときに「怖い」と言って抵抗することがあります。
大人のあなたが変わりたいと思っても、こども心はまだ変化を怖がっているのです。
心の中の“こども心”とは?
心には「こども心」が存在し、変化を嫌がることがあります。
安全を求めるこの部分は、無理に押さえつけると余計に抵抗します。
表のあなたが「変わりたいのに、変われない」と思っている時、心の中で『小さな自分』が「怖いよ」「いやだよ」と言っているのかもしれません。
小さな変化の積み重ねで変わる方法
まず、こども心(変化を怖がっているチャイルド)を探しにいきます。
- なぜ怖いの?とやさしく『こども心』と対話してみる
- 『こども心』=内なる自分の理由を「表の自分」が感じとる。
- それを「表の自分」がやさしく受け止める。
それだけです。
あとは、日々の暮らしに戻っていきましょう。
そして、ねる前にまた対話をするのです。
- 今日、○○ができたね
- チャイルドを褒める。
自分が本当に望むことをイメージしながら
これを毎日つづけましょう。
まとめ
「変わりたいのに変われない」のは、心理的理由があるだけです。
焦らず、まずは小さな一歩を踏み出すことから始めましょう。