潜在意識

食べることを我慢しすぎていませんか?完璧主義より“ゆるグルテンフリー”で心も体も軽くなる

最近疲れやすい私・・お肌も荒れている・・

自分と家族の健康のためにと、あれもダメ、
これもダメと食べることを楽しめなくなっていませんか?

「野菜たべなきゃ」「砂糖は悪い」「お菓子は禁止」――そんなふうに“完璧”を目指すほど、食事が苦しくなり、心までカチコチに。

食べ物の制限は一見ストイックで立派に見えますが、
続けていると「食べることの楽しさ」や「人と食卓を囲む喜び」を奪ってしまいます。

そして、そんな制限を家族に押しつけてしまうと、家の中がピリピリしたり、食事の時間がストレスになることも。

体を思いやる食べ方は決して“我慢”することではありません。

ところで、リーキーガットをご存じですか?

リーキーガットとは? ― 腸が“心と体の不調”を知らせているサイン

腸の内側には、体を守る「バリア機能」があります。

ところが、ストレスや加工食品の取り過ぎ、睡眠不足などが続くと
腸の粘膜が炎症を起こし、目に見えない小さな穴があいてしまいます。

そこから未消化の食べ物や有害物質が血液中に入り、全身に炎症が広がってしまう。
これが「リーキーガット(腸漏れ)」の状態です。

その結果――
肌のくすみや吹き出物が増える
お腹が張りやすく、便秘や下痢をすることがある。
眠っても疲れが取れない
気分が落ち込みやすくなる

といった症状が現れやすくなります。

自己免疫疾患も、リーキーガットの可能性が高いと言われています。

実は、腸には“第二の脳”と呼ばれるほど多くの神経細胞があり、
セロトニンなどの「幸せホルモン」の約90%が腸で作られています。
だから、腸を整えることは、心の安定にも直結しているのです。

グルテンが腸を刺激してしまう理由

リーキーガットを悪化させる原因の一つが、「グルテン」。
小麦やライ麦、大麦に含まれるたんぱく質で、パンやケーキ、パスタなどに多く使われています。

グルテンには、腸の粘膜を刺激する性質があり、
腸壁の結合をゆるめてしまうことがあると言われています。

その結果、腸のバリアが壊れ、炎症が広がるリスクが高まります。
「パンを食べるとお腹が張る」
「朝食後に眠気が強くなる」
「肌荒れがなかなか治らない」
そんな方は、グルテンの影響を受けている可能性があるかもしれません。

なので、病院に行くほどではないけれど
いつも疲れやすい
便秘や下痢がある
肌荒れがある
などの自覚症状がある方で
パンや麺類をよく食べている方は

試しに、小麦でつくられている食品と、
できれば飲酒、加工食品も1週間~2週間ほどやめてみて
グルテンが体に影響していないか
調べてみるのも手です。

これで、なんとなく調子がよくなった?と
感じられるなら、リーキーガットがあるのかもしれません。

でも、小麦食品を一時的にでもやめるって
苦しいですよね?パン、パスタ、うどんなどおいしいものは
小麦でつくられていますから。

細かく言うと、調味料にも少量ですが小麦粉が入っています。
パン粉、シチューのルーなどにも小麦粉は使われているんです。

あまりにも、細かいところを気にしてダメダメ言い過ぎると、
食べる物がなくなってしまいます。

そこで米粉の料理。
たとえば、最近は米粉(こめこ)を使ったスイーツがとても人気です。

小麦の代わりに米粉を使っているので、ふんわり軽く、もちっとした食感に。
しかも、グルテン(小麦タンパク)を控えることで、腸内環境を整えやすくなるというメリットもあります。

さらに加工食品や飲酒、睡眠にも気をつけるだけで
思った以上に体が軽くなり、肌の調子まで変わったという人もいます。

あればダメ、これはダメと無理に完璧を目指すより、
「できる範囲で心地よく続ける」ことは大事です。

そんな“ゆるグルテンフリー”な暮らし方が、
体にも心にも優しいバランスをもたらしてくれます。

食事は、体を整えるだけでなく、心を満たす時間でもあります。
だからこそ、自分を追い詰める食べ方ではなく、
「おいしい」「楽しい」「安心できる」食べ方を選んでみませんか?

食べ物の「0・100思考」は返って精神衛生上、よくないです。
あなたにも、家族にも心と体が喜ぶ食べ物があるはずです。

米粉をつかった料理を、あなたの食生活の選択肢に
いれてくれたら、うれしいです。

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