50代の暮らし

セラピーやセミナー依存の落とし穴

あなたはセラピーを受けたりセミナーに行ったことがありますか?

行ったことがあるかたは、受けてすぐはやる気になったのだけど現実に戻って過ごすうちにやる気がなくなったとう経験きっとあると思います。

わたしは、何度も繰り返した経験があります。

セラピーやセミナーに行くだけでは人生は変わらない

任侠映画をみたオジサンが肩をいからせて映画館から出てくるようなことと、そう違わなかったなと思います。

それで毎日の生活に追われて忙しくすごしているうちに、現実が変わることなくいつの間にか忘れてしまって。ローンだけが残ってしまいました。(-_-;)

するともう自分はダメなんじゃないか。でももっといい先生がいるんじゃないかと現実をみないで自分探しをしてしまうのですよね。

セラピー依存とかジプシーっていいます。迷っているから誘惑が多いだけなんですけどね。

たくさんのセミナーにお金と時間を投資をしてわかったこと

最近の私のことなんですが、

自分のステージをあげたいと思っていたので先日ある講座を受けたいことを主人に言ったのです。

反対もなくかと言って手放しで喜んでくれるというわけではなく

夫らしい妻への理解の仕方だな~としみじみ嬉しくなりました。

私と夫はちゃんとわかり合っていると信じていると、

夫が反対したり、いい顔しない時は一旦冷静に考えられるようになりました。

ようやく魔法の言葉にトキめかなくなった

周りは反対しているけど自分が本当に本当にやりたいんだろうか?欲しいんだろうか?好きなんだろうか?と考えてから行動に移すことができるようになったんですね。

若い頃は「ちっとも私のことわかってくれないんだ」なんて心の底では責めていたので、やりたいこととか自分の楽しみはこの人のせいで無いんだと、主婦の私は家族の犠牲になっているオーラを
出していたかも。

今の私は別に夫に気をつかっているのでも、私が優柔不断になったのでもなく。

若い頃みたいに「ラクちん」とか「ワクワク」とか「魔法の・・」なんていう甘い言葉に惑わされなくなったのだと思います。

魔法は効き目が早い分、解けるもの早いものです。

いろんな失敗や葛藤を乗り越えて、ワクワクだけを求めても「責任」と「地味な努力」というものがオセロのコマの白の裏は黒、のように、もれなくついてくることを悟ってしまったお年頃になりました。

この年になると、ワクワク感とか引き寄せだけで欲しいものが手に入るというのもまやかしだとわかってしまった。

案外、幸せそうに生きているヒトほど、泥臭い生き方やっているものです。

だけど、心を突き動されるほどの素敵なコトやモノに出合いたいと思ってきたのも本心ではあります。

自分に向き合う時、夫とも向き合う

私のことをよく知っているのは夫だと思うと、いろいろとやりたい事を話せるようになりました。

どうしても一人で行きたいところや、やりたいとか欲しいものがある時は自分なりにプレゼンをしちゃったりも、します。

話していくうちに自分の行きたい方向と違うことに気づいたこともありますし、時間を置いたらどうでもよくなったことも正直あります。

分かってもらえたらスッキリしたこともあります。自分が本当にどうしたいのか、どうありたいのか?人と対話をすることで自分の本心を掘り当てることができるのです。

自分に向きあうだけでは自分の枠から出た発想には辿りつかない、それもわかりました。

だからと言って、遠くの会ったこともない先生に自分の人生をゆだねても変化はないのです。

私は、私が心から納得したものは、夫もちゃんと認めてくれる。わかってくれるということを実感しました。

自分の軸をつくろう

自分の夢が曖昧な時は、自分が言ってほしい答えを言ってくれる人に相談するものです。

そんな時は夫よりただの友達だったりするのです。

自分の人生に無責任な時は無責任なアドバイスを受け取ります!

そんな失敗を経験してワクワクに煽られていた時代をようやく卒業できました。自分がやりたいことに責任を持ってやろうと心に落とし込んだ時夫の言葉は

「やれるだけやってみればいい」だったのです。

私はもう自分に嘘をつきたくないので、やりたいことをやるのです。

遠くに、高いお金を払って自分探しにいくよりも身近に自分らしさを教えてくれる人がいるんだなって思った次第です。

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